NO.7 建仁寺
  建仁寺 海北友松「雲龍図」襖絵

日本最古の禅寺として知られる臨済宗の建仁寺は、市街地からのアクセスが良いため多くの観光客が訪れるお寺で、京都お寺業界のビッグネームです。
花見小路のドン突きから入るとすぐ右手の本坊は、海北友松の「雲龍図」襖絵があります。

雲間から見え隠れする細長い身体を自在にくねらせ、縦長でも横長でもあらゆる構図にハマる龍は、一度は描いてみたいモチーフです。暗雲立ちこめる怪しげな空もまさに水墨画の表現にピッタリ。

大画面での空や海の暈しを表現するには、滲みのキレイな「麻紙」が適していますが、伊藤若冲は龍の鱗を描くのに、筋目が出来る「画仙紙」を利用しました。

 

 

 

【Link】

建仁寺ギャラリー・・・絵画や庭園の写真が見られます。

龍とは?・・・Wikipediaより。

「皇帝の龍」・・・京都国立博物館ディクショナリー。

龍の天井画・・・そうだ京都行こうHPより。

 

 

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