NO.14 伊藤若冲筆水墨画のコレクション
相国寺 承天閣美術館

水墨画は禅宗とともに日本に伝わり、禅の教えをわかりやすく伝えるための手段のひとつだったため、当初は禅僧自身によって描かれて、世に広められました。
中でも相国寺は京都五山の二位にあげられる格式の高いお寺で、多くの画僧が関わりました。
当時住職の大典顕常が若冲の才能を見出し若冲に鹿苑寺(金閣寺)大書院の障壁画を描かせたそうで、(あの有名な金閣寺や銀閣寺は、じつは相国寺の山外塔頭)障壁画の一部が常設されています。
「若冲」という号も大典顕常名付けたと言われています。

ここでは若冲の作品を絡めた企画展がしばしば開催され、展示期間も長めなのでゆったりと拝観出来る事が多いので、チェックしておきたい若冲スポットです。



 

【Link】

相国寺について・・・臨済宗相国寺派ホームページ

承天閣美術館・・・名宝紹介 鹿苑寺障壁画

大典顕常・・・Wikipedia

「若冲の松を描いてみよう」・・・MASUI×GACCOH水墨画workshop

 

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