雨竹風竹図屏風
江戸時代の京都画壇において絶大な人気を誇った円山応挙。 圓光寺には、応挙が よく通った竹林があり、その竹林をモデルにして描いたとされている『雨竹風竹図屏風』(重要文化財)があります。 雨竹とは雨に濡れている竹、風竹とは風に吹かれている竹のことで 水墨画では古典的なテーマであり、これからも描き継がれていくものです。
応挙の作品には、緻密な彩色画や大胆な抽象画に近いものなどもありますが 雨竹風竹図屏風は、圓光寺にあるのがとても似合うような気がします。
※雨竹風竹図屏風は複製が常設展示されています。
【Link】
★圓光寺・・・圓光寺ホームページ
★瑞巌山 圓光寺・・・モノクロの芸術水墨画 京都で水墨画を、、、
★円山応挙・・・ wikipedia
★円山応挙と写生画・・・京都国立博物館