NO.9 東本願寺別邸 渉成園
渉成園 井上雄彦氏の「親鸞」

東本願寺は、浄土真宗「真宗大谷派」の本山で宗祖・親鸞聖人の御真影を安置しています。親鸞は平安時代の末期、戦乱が続いた不安定な世の中で9歳にして出家し仏道を求めた人です。
東本願寺の境内を出て烏丸通を横断し東に3分ほど進んだところにある「渉成園」は東本願寺の別邸。京都駅からも徒歩約10分という便利な場所にありながら、とても静かで落ち着きのある庭園です。

この渉成園には、親鸞聖人750回御遠忌の際に奉納された、漫画家井上雄彦氏筆「親鸞」の襖絵があります。2014年秋に初公開され大きな話題を呼びました。また、園林堂には、棟方志功筆四十四面の襖絵があり、特別公開時にはコチラも見逃せません。彼の版画作品と同じくらい強烈で個性的な絵です。

庭園には季節の花々が、初夏には睡蓮の咲く池に鯉が泳ぎます。年間を通じて和める庭園です。


 

【Link】

東本願寺・・・東本願寺公式ホームページ

渉成園・・渉成園スペシャルホームページ

『親鸞屏風』秋の特別公開・・・フライヤー(pdf)

棟方志功を知る・・・棟方志功記念館ホームページ

 

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